エンバー

DVD「エンバー」特集。失われた光の物語


cast
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シアーシャ・ローナン
1994年、アメリカ・ニューヨーク州生まれ。父親は俳優のポール・ローナン。アイルランドのTVドラマ “The Clinic”(03〜)や“Proof”(04〜05)に幼いときから出演し、映画ではミシェル・ファイ ファー主演のラブコメ“I Could Never Be Your Woman”(07)などに出演。
そしてジョー・ライト監督、キーラ・ナイトレイ主演の『つぐない』(07)で妹のブライオニーを演じ、第80回アカデミー賞、第 65回ゴールデン・グローブ賞の助演女優賞に13歳の若さでノミネートされる。
その後はキャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ガイ・ピアース出演の『奇術師フーディーニ 〜妖しき幻想〜』(07)や、 ピーター・ジャクソン監督のスリラー“The Lovely Bones”(09)に出演しており、今もっとも 注目される若手女優。
ハリー・トレッダウェイ
1984年、イギリス・デボン州生まれ。『ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド』(05)で結合体(シャム) 双生児という難しい役どころを、実際の双子の兄弟ルークと共に演じ鮮烈な映画デビューを飾る。
その後、TVドラマ「アガサ・クリスティー ミス・マープル2 スリーピング・マーダー」(06) を経て、イアン・カーティスの半生を題材にしたアントン・コービン監督の『コントロール』(07) でドラマーのスティーヴン・モリス役を熱演。本作の後も、そのブリティッシュらしい風貌で、写真 家サム・テイラー・ウッドがメガホンをとった“Love You More”(08)や、“Wasp”(03)で 第77回アカデミー短編実写賞を受賞したアンドレア・アーノルドの“Fish Tank”(09)などに出演し、 個性溢れる監督やアーティストに気に入られている新進俳優である。

ティム・ロビンス
1958年アメリカ・カリフォルニア州生まれ。『ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀』(86)や 『テープヘッズ』(88)などのコメディ映画に端役として出演。
ケビン・コスナー、スーザン・サランドン出演『さよならゲーム』(88)での頭が弱い野球選手役で 高い評価を得る。『デッドマン〜』では自身もアカデミー賞の監督賞にノミネートされたほか、 パートナーであるスーザン・サランドンに主演女優賞をもたらすなど、演技、監督の両方で才能を 発揮している。


ビル・マーレイ
950年アメリカ、イリノイ州生まれ。NBC人気番組「サタデー・ナイト・ライブ」のセカンドシーズン からレギュラー出演し、放送作家の1人としてエミー賞を受賞。
『ゴーストバスターズ』(84)ではゴールデン・グローブ賞主演男優賞候補となり、人気コメディアン としての地位を確立。はウェス・アンダーソン監督の『ダージリン急行』(07)や、 『ゲット・スマート』(08)などに出演している。

マーティン・ランドー
1931年アメリカ・ニューヨーク州生まれ。多くのTVドラマに端役で出演し、映画『勝利なき戦い』 (59)で本格デビュー。ヒッチコックの『北北西に進路を取れ』(59)の演技で注目され、 日本でも放送されたTVシリーズ「スパイ大作戦」(66〜73)のローラン・ハンド役で一躍人気者に。
ジム・キャリー主演の『マジェスティック』(01)や、ハリソン・フォード主演の『ハリウッド的 殺人事件』(03)などコンスタントに出演を重ね、今現在も活躍している名優である。


アリー・ケイ・プレイス
1947年アメリカ・オクラホマ州生まれ。1970年代から数多くのTVドラマに出演し、“Mary Hartman, Mary Hartman”(76)でエミー賞の助演女優賞(コメディ部門)を受賞。
「ザ・ホワイトハウス」(00〜)や「LAW & ORDER:性犯罪特捜班(シーズン4)」(02〜03)、 トム・ハンクス製作総指揮のドラマ「ビッグ・ラブ (シーズン1)」(06)などの人気シリーズに 多数出演している。


トビー・ジョーンズ
1967年イギリス・オックスフォード生まれ。父親は俳優のフレディ・ジョーンズ。
代表作にジュディ・デンチ主演の『ラヴェンダーの咲く庭で』(04)、フランク・ダラボン監督の 『ミスト』(07)、ピーター・グリーナウェイ監督の『レンブラントの夜警』(07)など。
最新作にはアカデミー賞ノミネート作品『フロスト×ニクソン』(09)がある。
PROFILE

PROFILE
トム・ハンクス

1956年アメリカ・カリフォルニア州生まれ。ロン・ハワード監督の『スプラッシュ』(84)に主演して注目を浴びる。
ペニー・マーシャル監督の『ビッグ』(88)や、メグ・ライアンとコンビを組んだ『めぐり逢えたら』(93)などに出演。
コメディ俳優の代表格となるが、演技派俳優への脱皮を図り、ジョナサン・デミ監督の『フィラデルフィア』(93)でエイズに冒され 死んでいく難役を演じて、アカデミー賞主演男優賞を受賞する。更に翌年の『フォレスト・ガンプ/一期一会』(94)でも同賞を受賞し、 2年連続で主演男優賞を受賞するという快挙を成し遂げる。その後は『プライベート・ライアン』(98)、『グリーンマイル』(99)、 『ダ・ヴィンチ・コード』(06)、『天使と悪魔』(09)など、名実ともに今の映画界を支えている俳優の一人。製作業では、ワーナー・ ブラザーズと共に製作プロダクション“Playtone”を設立し、『ポーラー・エクスプレス』(04)、『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』 (07)、『マンマ・ミーア!』(08)な等の良質な作品を世に送り出している。


ギル・キーナン

1976年イギリス・ロンドン生まれ。UCLA映画学校在学中に製作した短編“The Lake”が、UCLA校内の賞を受賞。
またその作品がロバート・ゼメキスとスティーヴン・スピルバーグの目に留まり、彼らが製作総指揮を務めるホラー・アニメ 『モンスター・ハウス』(06)の監督に大抜擢される。更に同作品がアカデミー賞の長編アニメーション賞にノミネートされ、 一躍注目の的に。今回が2作目の監督作である。

■製作:ゲイリー・ゴーツマン ■美術:マーティン・レイン ■脚本:キャロライン・トンプソン ■衣装デザイン:ルース・マイヤーズ